ギャッベとアートギャッベの違い、肌ざわりについて

投稿日: 2018年2月8日

最近では雑貨屋さんや百貨店、色々な家具屋さんなどで見る機会が増えてきているギャッベ(ギャベ)
イランの遊牧民族が移動生活の中で、大地にテントを張る際に床代わりで敷いていた生活道具がルーツです。

イランで今も遊牧の暮らしを行っている人は、少なくなってきていますが、大地に直接ギャッベを敷いてすごし
日干しレンガのお家で定住生活をしている人たちも 同じようにお家の中でギャッベを敷いて生活しています。


ホームページなどでも幾度か記載していますが、ギャッベの語源は
ザックリとした織りの毛足の長いじゅうたんを指します。

本来の意味でいうギャッベとは、遊牧生活を営む上で移動の際に持ち運びやすいものが多く
毛足の間隔を締め糸を多く織り込むことでたたみ易く仕上げ、クッション性を高める為に
毛足を長くカットしています。

現在使われている羊毛は、基本的には細くよられ、きめ細かく、上質で肌触りが良いものが多いですが
品質も様々で、私たちがご紹介しているアートギャッベは、ゾランヴァリ工房で管理、選別している中でも
特に張りがあり柔らかな肌触りのモノを厳選しています。


お客様にも「アートギャッベは、ほかのギャッベと肌触りが違う」と言われることがありますが


 

長くお使いいただいたり、汚れが付きにくくお手入れしやすかったりするのも上質な羊毛を使用しているからこそ
私たち日本人の生活では、ほかの国々とは違い絨毯の上に座ったり、寝転んだりして使うため
手間を惜しまずに仕上げられたギャッベを現地イランで1枚1枚これからも選んでいきたいと思います。

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