ギャッベの選び方 【大きさ編】

投稿日: 2017年5月25日

▼ 選りすぐりのアートギャッベを 百貨店、デパートでご覧いただけます
アートギャッベ展百貨店開催情報 バナー

▼ アートギャッベ展 全国の開催情報はこちら
アートギャッベ展 全国開催情報

※2020年7月30日 最新のイベント情報を追加しました



リビングに敷くギャッベのサイズの選び方

リビングにアートギャッベをご検討されているお客さまに必ずお話しすることがあります。それは、じゅうたんはお店で見るよりも家に敷いた時の方が小さく感じる、ということ。実際に、こちらの写真が、まずお客様がはじめにこの大きさが合いそうだね、といって見始める大きさ、120×180㎝を敷いたときの写真です。



このくらいが合いそうかな?と思って選んだサイズはこの写真のように、かなりコンパクトで物足りなく感じることが多いのです。実際にご自宅に敷いてみると意外と小さいですよ、とお話ししても言葉だけでは信じて頂けていないかもしれません。それは無理もありません。

なぜなら「家具はお店で見てちょうどいいかな、と思っても、家に置いたら大きくて失敗した!」

という経験をされている方が多いから。



特にソファやテーブルでそういった経験をされることがあるのではないでしょうか。なぜこのような感覚になるのかというと、主に「高さ」が関係しています。お店は通常、家よりも広く、そして天井も高い空間に家具がならんでいるため、実際の家に敷いた時の感覚はつかみづらいもの。お店より低い天井の自宅に家具が届いた時は確実にお店で見た時よりも大きく見えて圧迫感を感じたりします。

その点、じゅうたんはどうでしょうか。

アートギャッベパッチワークの写真
じゅうたんは高さが1、2cmほどしかないインテリアのため、家に置いても大きく感じることはありません。それに加えてお店では立ってじゅうたんを見ていますが、家では直接座ったり、寝転んだりする。実際に身を預けてみるともう少し大きい方が良かったなぁ、と小さく感じてしまうことが多くなるわけです。



ギャッベを選ぶときには必ず上にのって、座ったり寝転んだり、体感して選んでもらいたいという思いから、私たちはWEBサイトでの販売をせず、お店で直接アートギャッベをお選び頂いています。

それでは今回はギャッベの大きさを選ぶ上でのポイントをご紹介いたします。

その1. どうやって過ごすのかをイメージする

ギャッベを選んだら、どんなふうに過ごしたいですか?家族と一緒にみんなでゴロゴロしたい。ひとりの時間を満喫したい。



さまざまな思いがあることと思います。

ギャッベをどう使いたいか、選んだギャッベの上でどんな風に過ごしたいかをイメージしてみてください。たとえば、3人がけのソファの前に敷いて、家族4人でゆったりと使いたい。



そんな方にはこちらのお客さまのように、170×240cm以上のサイズがおすすめです。小さめのテーブルを置いても寝転べるくらいのスペースがとれるのと、横方向に寝転んでも170cmあるため、ゆったりと使える大きさとなっています。

緑アートギャッベ
こちらの150×200cmサイズだと意外と小さい、と感じられるかもしれません。そんな時は思いきってテーブルを置かないか、サイドテーブルにして、ギャッベをまるごと楽しむのもよいでしょう。



その2. お部屋と家具とのバランスを考える

たとえばこちらのように、リビングダイニングで、150×200cmのギャッベを敷くと、意外と大きさが物足りなく感じてしまいます。こちらのお宅は後にソファが届く予定なので、このサイズを選ばれました。



次はこちら。



空間に対して少し大きいかなというギャッベ。どうしてもそれが気に入って他はもう考えられない!

大きさはもう諦める!
そのくらいの出会いであればよいと思うのですが、お部屋とのバランスを考えると大きすぎるのは嫌だ、という方は、お店で図面をみながらスタッフの方に相談したり、今お使いのラグの大きさを把握し、お部屋全体の写真を撮って、お店にいくのもおすすめです。

8畳ほどのリビングであれば、150x200cm(2畳弱)や下の写真の170x240cm(2畳半強)のサイズはソファとテレビボードの間にバランスよくおさまるサイズです。



8畳以上のもっと大きなゆったりしたリビングであれば、下の写真のように200×250や200×300のサイズをおいてもバランスよく楽しめることも少なくありません。



その3. 完璧な大きさは求めず、合うサイズの中で、本当に気に入ったものを選ぶ

そもそもギャッベのサイズは日本の住まいに合うように作られているのではなく、織り機の大きさで決まっています。

主なサイズ
200×300cm、200x250cm、170×240cm、150×200cm、120×180cm、100×150cm、80×120cm、90×60cmなど。

織り機の大きさが決まっている分、それと極端に違うサイズ、というのはほとんど織られることはないため、上記のようなサイズを目安にして選んでいくことになります。何と言っても手織りで手間がかかるため、このデザインでこのサイズがあれば、といって探していくとなかなか見つからないのがギャッベです。

大きさがぴったりのものは難しいため、大きさは初めから完璧は求めずにあくまで目安とすること、少し大きくても、少し小さくても、その中から一番気に入ったものを選ぶ。ということがギャッベ選びにおいてはポイントとなってきます。

例えばご新築で家具もこれから、という方で、ソファの前にテーブルを置くかどうか決めていない場合は、3人掛けソファの前にゆったりとバランスの良い170x240cmだけを候補にするのではなく、テーブルを置かなければゴロンとできる150x200cmも候補にするのも一つの方法です。


170x240cmサイズを置いた場合。


150×200サイズを置いた場合。

このように、ひとつのサイズに絞るのではなく、選択肢を広げたほうがたくさんのギャッベから、本当に気に入った1枚を選ぶことができます。

ぜひお店でご覧になる際には
①どんなふうに過ごしたいか
②お部屋の大きさとのバランスはどうか
③ぴったりではなく、どのサイズまでがバランスの合うサイズか


このような目安で大きさを考えてみてください。
お問い合わせはこちら