アートギャッベのダニ・虫対策【ラグ(ウール)のお手入れ方法】

投稿日: 2020年4月28日

アートギャッベに限らずラグを選ぶときに、ダニや虫喰いについて心配される方も多いと思います。特にウール(羊毛)で織られるギャッベはなんとなく化学繊維のラグよりも虫が付きやすいとイメージされる方もいらっしゃるようですね。

【補足】
ちなみに「ギャッベ」とは、南ペルシャの遊牧民族が伝統的に手で織り上げるラグ・絨毯です。そのギャッベの中でも品質とアート性に優れた選りすぐりのものだけをアートギャッベ®と呼びます。詳しくはこちらをご覧ください。

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先に結論を書くと、アートギャッベはダニの発生しにくいラグ・絨毯です!ただし、全くお手入れせずにいたらダニの温床になってしまう可能性もありますのでぜひ参考にしてみてください。


ダニや虫が発生しやすい条件

1、湿気が多いこと
2、食べ物になる有機物が多いこと

以上の2点に当てはまる環境がダニや虫の好む条件となります。


1、湿気に対する対処法

まず湿気について、アートギャッベは非常に通気性に優れている絨毯なので湿気が溜まりにくいという特徴があります。

アートギャッベ表面

表面



アートギャッベ裏面

裏面



裏面を見ていただくと表面と同じ模様が見えるのがわかりますか?糊貼りなどの裏面加工がされていないから、このように表と裏で同じ模様となります。糊や滑り止めの加工がされていないので絨毯の通気性が阻害されずに湿気が溜まりにくい造りになっています。

反対に注意が必要なものは絨毯にゴムやラテックスで裏貼りがあるものです。空気を通しにくいので裏面に湿気が溜まりやすく、ずっと床に敷きっぱなしの状態だとダニやカビの原因になります。この場合はこまめに裏返したり、干したりすることをお勧めします。

湿気が溜まりやすい環境は絨毯だけでなく、フローリングにも悪影響を与える可能性があるので梅雨時などは十分に注意をしてください。


2、ダニ、虫の餌を残さない

ではダニの好む餌になるものとはなんでしょうか?

調べてみると私たちが生活する中で必ず出る、皮脂や古くなった角質などの有機物が食べ物になっているそうです。これらは目に見えないくらい小さいのでラグの上に落とさないように生活するのは至難の業ですよね。なのでいかにラグの中にダニの餌を残さないようにするかが重要となります。

かといって週に何回もリビングに敷いている大きなラグを水洗いするのは大変な労力です。特にアートギャッベのように毛足が長くて肌触りのいい絨毯ほど、ご自宅での丸洗いは難しいでしょう。なのでラグや絨毯を選ぶ際はしっかりと目の詰まったモノを選ぶことを強くお勧めします。(アートギャッベ以外のラグを選ぶ時も重要なポイントです)


なぜ目の詰まった絨毯がおすすめなのか?

理由は目の詰まっていないモノに比べると清潔を保ちやすいから!アートギャッベももちろん非常に目の詰まった絨毯に分類されます。小さな埃やダニの食べ物になるようなゴミも絨毯の表面でキャッチして中の方まで侵入させにくくしてくれます。

掃除機掛けの画像
あとは掃除機で表面の埃を取ってしまえばダニの食べ物はギャッベの中に残りません。

もちろん全く掃除機掛けをしなければ、目の詰まっていない絨毯と同じようにダニの温床になってしまうこともありえますので、日常的なお手入れとして行ってみてください。


天気のいい日に干すのもおすすめ

最後に天気の良い今の時期だからこそ、湿気が多くなる前の今の時期だからこそ、ベランダで干してみることもダニ、虫予防となります。陰干しでも十分に効果がありますし、短時間であれば日光に当てても大丈夫。天日干しをするときはギャッベの裏面を日に当てるようにすると日焼けも気になりませんね。

アートギャッベの日光浴について、先日ブログを書いているのでこちらもご覧ください。

【関連記事】アートギャッベの日光浴(日焼け)について

アートギャッベはダニ、虫の好む湿気が溜まりにくく、食べ物になるような有機物も溜まりにくい!日常的なお手入れは欠かさずに、家族全員で気持ちよくアートギャッベをお使いください。



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