ギャッベとゾランヴァリギャッベ、アートギャッベ®の違い

投稿日: 2019年5月23日

「ギャッベとアートギャッベって何が違うの?」
「アートギャッベって、ゾランヴァリギャッベですよね?」


ギャッベの知名度が上がるにつれ、このようなご質問をいただくケースが増えました。確かに分かりにくいですよね。そこで今回は「ギャッベとゾランヴァリギャッベ、アートギャッベ®の違い」についてご紹介させていただきます。

新潟ギャッベ展示スペース


目次

  • ギャッベとは
  • ゾランヴァリギャッベとは
  • アートギャッベとは
  • アートギャッベを実際に体感するには
  • まとめ
 

ギャッベとは

ギャッベ(ギャベ)という絨毯は、南ペルシア(今のイラン南西部)の遊牧民族によって代々母から娘に受け継がれてきた生活道具。古くは紀元前からテント生活を行ってきた民族が、乾燥した硬い大地に共に暮らす羊などの毛を用いて絨毯を織って使っていた生活に欠かせない敷物です。

羊の写真
遊牧民のテント
ギャッベの織子さん
移動生活を行ってきた遊牧民にとって、軽くて持ち運びが簡単な絨毯の方がよく、
パイル糸(表面に出る毛足の糸)を結んだ後に緯糸(締糸)を数本入れることで、畳み易く仕上げ
他の手織り絨毯とは違う「ザックリとした」と言う意味の【ギャッベ】を暮らしに取り入れていました。

カシュガイ族の一家

ゾランヴァリギャッベとは

「ゾランヴァリ」とは、イランの絨毯商さんの名前。
遊牧民が代々生活道具として受け継いできた、草木染めの美しい色合いと素朴さやデザイン化された絨毯に無い、織り手の個性やアート性をギャッベの中に見出し、欧米を中心に世界にギャッベを広めた言わばギャッベの父みたいな方です。

ゾランヴァリさんの写真 ゴラム=レザー=ゾランヴァリ(ハジ)氏

文化の継承に貢献したゾランヴァリギャッベ

日本の伝統工芸と同じように、作る機会(使う人)が無ければ、その文化を継承していくことが出来ません。
ゾランヴァリさんは、この素晴らしい魅力あるギャッベを残していくために、上質な羊毛で紡がれた糸の管理や大変な草木の染色、出来上がったギャッベの細かな仕上げを工房で請け負い、民族色の強いデザインから世界中に受け入れられるようなデザインをカシュガイの織子さんたちと共に考えて来ました。

地道な取り組みが実を結び、世界の優れた絨毯、カーペットに贈られるカーペットオスカー賞に選ばれています。近年、欧米や日本でのギャッベ人気から、他の国で工業的に作られたギャッベ(ギャベ)も多く見られるようになっていますが、羊毛の質や織り方、丁寧な職人さんの仕上げがあるからこそ長く快適にお使いいただける絨毯なのです。

※ゾランヴァリギャッベは、ギャッベの中で唯一、肌着のように長時間素肌に触れていても安全である世界基準「エコテックス」に認証されています。

マネージャー ゾランヴァリさんの写真 現マネージャー、ハミッド=ゾランヴァリ氏

アートギャッベ®とは


アートギャッベのロゴデータ
アートギャッベ®とは、2002年から新潟のインテリアショップのスタッフが「ゾランヴァリ工房」で実際に選定してきたギャッベです。

ギャッベ ペルシャ絨毯 マツコの知らない世界 ゾランヴァリでのギャッベの選定

ゾランヴァリの倉庫には高品質なギャッベがたくさんあります。
ゾランヴァリのスタッフさんが一枚一枚ギャッベを捲ってくださり、選定人は「OK」「NO」と心に響くギャッベのみを選んでいきます。その選定へのこだわりと目の確かさが「アートギャッベ®」と呼ばれる所以です。どれもが素敵なギャッベですし、作り手の思いが詰まった芸術品です。

アートギャッベと呼ばれる7つの理由


ギャッベ選定模様
アートギャッベの写真
ギャッベ青の風景画
アートギャッベのデザインの一部はこちらでもご覧いただけます。

アートギャッベギャラリー


アートギャッベ®選定人はここをチェックする!

手仕事のゾランヴァリギャッベは、ギャッベの中でも最高品質のものです。織りの細やかさなどで主に3つのランクに分けられています。

アートギャッベの選定人は、デザイン以外に、もう一度チェックする工程があります。

海外の絨毯での過ごし方とは違う、私たち日本人の暮し方には欠かせない肌触りや細かなつくり、仕上げのチェックです。

アートギャッベの選定
約18年間全国の提携ショップと共にご紹介し、多くのお客様からアートギャッベをお使いしていただく事で教えていただいた事。自然素材、手仕事のゾランヴァリのギャッベは、ギャッベの中でも最高品質ですが、手仕事だからこそ一枚一枚の作りには幅があるということ。

私たちの髪質にも個性があるように羊毛にも個性があったり、家の中でも靴を履いて過ごす海外の暮しと違い遊び毛(使う事で出てくる細かな糸)の納まり方などです。

アートギャッベ®の選定人は、長年の経験とお客様の声から、色柄だけではなく作りの細かなチェックを行い、皆様に快適にお使いいただくギャッベを選定しています。

それでも個体差が有るため、私たちはお客様から実際にご覧いただき、見る方向、角度や陽の当たり方で変わる微妙な色合いの違いや、直接肌触りを体感して頂き、生涯を共に過ごす1枚を体感してお選びいただく事に拘ってご紹介させていただいています。

メディアにも評価された「アートギャッベ®」

2011年にはギャッベの中でも選りすぐりの芸術性と品質の高さを評価して頂き、栗原はるみさん監修の雑誌『haru_mi』や、ファッション誌『VERY』『LEE』『STORY』、インテリア雑誌『プラスワンリビング』、自然派住宅雑誌『チルチンびと』などで次々と特集されました。これによりアートギャッベの信頼性と認知度は更に高まりました。

これまでのメディア掲載実績 詳細はこちら


雑誌haru_mi表紙

ちなみに料理研究家の栗原はるみさんにもご自宅で愛用していただき、雑誌でも特集をしていただいています。


アートギャッベ®を体感するには


実際にアートギャッベをご覧いただき、体感いただく場をつくるために、全国の提携店様とともに「アートギャッベ®展」を開催しています。ときには自社にて企画し、イベントを開催することもあります。少しでも多くの方にアートギャッベを体感していただける機会を作れるよう、約18年前から継続的に行っています。

家族みんなで団欒
インターネット社会である現在、不便かと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、不便さの先にある楽しさや豊かさを全国の提携店様のスタッフと共にこれからもお伝えしていきたいと思います。

全国のイベント開催情報はこちらをご覧ください


playlist_add_check まとめ

 ギャッベとは南ペルシャの遊牧民族が代々織り継いできた、生活道具としての絨毯
 ゾランヴァリギャッベとはイランの絨毯商「ゾランヴァリ工房」で織られたギャッベ
 ゾランヴァリは伝統的な製法・仕上げを復活させ、文化の継承にも貢献した
 品質とアート性に優れたゾランヴァリギャッベから更に厳選されたものが「アートギャッベ®」
 「アートギャッベ®」はインターネットでは販売せず、実物を体感できる機会を作り続けている



収益の一部を寄付させていただきます

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