この時期、湿気や匂いは大丈夫?自宅対応編

投稿日: 2020年7月9日

こんにちは
梅雨、真っ最中でジメジメした日々続いています。
そこで気になるのは、アートギャッベの湿気と匂い。
この時期、お客様とお話しさせていただいているとよく質問されるキーワードです。

そもそもアートギャッベで使われている羊毛は毛穴から空気を吸った入り吐いたりするので調湿作用があります。且つ、アートギャッベを織っているカシュガイ族の方々が住んでいるのは、夏の宿営地で標高2800-3200m。かなりの高地です。日中は40度くらいまで気温は上がり、夜中は一気に10度くらいまで下がります。一日30度も違ったら人間も大変ですし、羊さんたちも大変です。
ただ、羊が凄いのがその毛に調湿作用があること。しかも、気温差の大きいところに住んでいるので他の羊と比べて調湿作用が発達しているんですね。


だからこそ、いつでもサラッとして夏でも冬でもお使いいただけます。
ただ、ただですよ。季節によっては湿気を吐く量より湿気を吸う量が上回った場合、じゅうたんに湿気が籠ることがあります。そのひとつのバロメーターが匂いなんです。

羊臭のような匂いがします!
といっても、普段羊さんの匂いを嗅ぐこともないでしょうから、分かりづらいと思いますがワンちゃんを飼っている方がおっしゃってたのはワンちゃんも洗ったりしてあげると動物臭がするとのことで、それに似た感じなのかと思います。


もし、お部屋中で羊臭がするときは、湿気が籠っている証です。
その際は窓を全開にして新しい空気を入れていただければいいのですが、これはギャッベだけの問題ではないのです。皆さまが天然木の家具をお使いであれば、やはり湿度の高い時期は窓を開けて湿った空気を逃がしてあげると、天然木への影響も少ないと思います。
そう考えると、お部屋中が湿気満載なのをアートギャッベが教えてくれているんですね。

ただ、できれば匂いが発する前に対処したいところです。
そのときはお出かけ前にギャッベを半分めくって、半日でもギャッベの裏面を空気に触れさせてあげるだけでも、だいぶ湿気は逃げるので試してみてください。お急ぎになられるときは扇風機等で風を当ててあげてはいかがでしょうか。


お部屋中の湿気をアートギャッベが匂いで知らせてくれる。
アートギャッベにはこんな役割もあったのか、と感心させられますがやはり常に快適でありたいものです。より良い状態をより長く続けるためにも、たまに風通しをしてみてくださいね。

 

 

きがるに、きれいに。アートギャッベ、ハグみじゅうたん 専門ケアショップ「ラグケア」
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