お客様からよくいただくご質問です。
今回は「ギャッベ」の話の前に「ラグ,ラグマット・絨毯・カーペット」についてお話したいと思います。つまり「敷物全般」ということですね。この中では「ラグ」が一番馴染みがあるのではないでしょうか?お客様とお話していても「ラグ」という言葉がよくでてくるような気がします。
イメージはこうでしょうか?
一口に「敷物」といっても色々な呼び方があります。
例えば…
・ラグ,ラグマット
・カーペット
・絨毯…etc
一体何が何だか分からない!そんな方も多いのではないでしょうか?実際、曖昧な部分も多いのですが、その違いをご説明します!
まず、カーペット
カーペットとは繊維製床敷物の総称です。つまり、屋内の床に敷く繊維系の敷物全般のことを「カーペット」と呼びます。イメージ的には、床全面を覆うように敷き詰められたものでしょうか。例えばこんな感じ。カーペットというとこんなイメージではないでしょうか?次に、絨毯
実は絨毯とカーペットは同義語です。カーペットを日本語にすると「絨毯(じゅうたん)」なのです。絨毯というと「織物」をイメージさせます。例えば、ペルシャ絨毯、パキスタン絨毯、中国段通など。これらは手織りを中心とした織物です。南ペルシャの遊牧民族が手織りで織り上げるギャッベ絨毯もペルシャ絨毯の一部。ということは、ギャッベはここに属するのですね!では「ラグ」とはなんでしょうか?
やはりこれも敷物です。では、カーペット、絨毯と何が違うのでしょう?それはサイズの違いです。一般的に3畳未満位のサイズの敷物を「ラグ」といいます。玄関マットなどの小さいサイズは「ラグマット」と呼ぶケースも多いですね。
お部屋全体に敷き詰められたカーペットのお部屋も高級感があってステキですが、今主流となっているのは、部分敷きのラグや絨毯です。近年、ラグ・絨毯が支持されている理由はこちらです。
1、形やサイズ、デザインのバリエーションが多く、インテリアとして楽しめる
2、インテリアの中では、お部屋に占める面積が大きいので、空間の印象を手軽に大きく変えられる
3、部分敷きで手軽に移動できるので、掃除やメンテナンスが容易
「ギャッベ絨毯」はこの「部分敷きのラグ・絨毯」に属す、と言えるでしょう。
「ギャッベ絨毯」とは南ペルシャの遊牧民族が伝統的に手織りで織り上げている「敷物」です。天然素材、草木染めのやさしい風合いは、多くの方の支持を集め、「マツコの知らない世界」はじめ、テレビや雑誌などのメディアでも取り上げられています。ユネスコの無形文化遺産にも登録され、独特のデザインは「床に敷くアート」と評されることもあります。
今の日本の住宅はほとんどがフローリングです。自然素材の無垢の床材を選ばれる方も増えています。自然素材、草木染めの「ギャッベ」はそのような空間にもやさしく溶け込み、ときにはアクセントして存在感を発揮します。私たちが扱うのは、ギャッベの中でも選りすぐりの「アートギャッベ®」。インテリアアートとして、お部屋の価値を高めてくれることでしょう。アートギャッベと呼ばれる所以はこちらをご覧ください。
アートギャッベと呼ばれる7つの理由
この「アートギャッベ®」約200枚が一堂に会するイベント「アートギャッベ展」が全国各地で開催されています。これだけのボリュームを一堂にみることができるまたとない機会です。詳細は下記よりご覧くださいませ。
全国のアートギャッベ展開催情報はこちら
playlist_add_check まとめ
カーペットとは床に敷く繊維系敷物全般の総称絨毯はカーペットと同義語。織物をイメージさせる
ラグ、ラグマットは3畳未満程度の小さなサイズの敷物を指す
近年の主流はカーペットよりもラグ・絨毯
アート性の高いラグ・絨毯のイベントが全国各地で開催されている