激動の2020年も年の瀬になり、急に寒くなりましたね。
私たちのヘッドオフィスのある新潟と関東圏を繋ぐ関越自動車道は大雪が積もり、多くの方が通行止めで大変な思いをされていました。
ようやく立ち往生が解消されたようです。
毎年この時期になると、「イランにも冬がある」ことを主張しております。
さかのぼってご覧いただくとイランの冬について去年も記事を書いておりました(笑)
アートギャッベ故郷の冬
今年は世界的な新型コロナウイルス感染拡大により、イランに行くことができませんでした。
アートギャッベの買付を始めてから18年の中でほとんど初めての出来事です。
イランでは、新型コロナウイルス感染者総数がおよそ114万人。
すでに5万人もの方が亡くなっています。
一刻も早い事態の収束を願ってやみません。
ギャッベと暖房機器
まず、ギャッベに使われるウール(羊毛)の性質として保温性が非常に高いことが挙げられます。
私たちの扱うアートギャッベは特に、山岳地帯で育てた羊の毛を使いますので、温度を一定に保つ力=保温力がとても優れています。
例えば暖房器具の近くに敷いていたとして、触れられないくらい熱くなってしまうこともなく、動物の毛らしいじんわりとした温かさになってくれますし、難燃性という性質から、火が燃え広がってしまうような恐れも少ないです。
それで各器具ごとにどんな感じか、見ていきましょう。
・エアコン
お部屋自体が温まってくればもちろんギャッベもぬくもります。
エアコンの場合はいわゆる「コールドドラフト」という現象が起きがちです。
お部屋の天井付近はあたたたいけど、窓まわりや床付近は冷たく寒い…というあれです。
コールドドラフト現象とはそんなとき、「床の底冷えを防いでくれる敷物」としてギャッベはとてもおすすめ。
冷たい窓辺から発生する下降冷気のことで、室内に温度差が生じるため空間の快適性を損なうこと
そういった意味でとても相性がいいと言えるでしょう。
・石油ファンヒーター
注意点としてはあまり吹き出し口に近づけすぎないでください。
難燃性とはいえ、長時間高温の場所にギャッベがさらされる環境はあまり望ましくありません。
少なくとも大体1m50cmくらい~の距離をとってあげると、ギャッベが心地よい温かさとなるでしょう。
・薪ストーブ
やはり本当の火というのはいいもの。
繰り返しになりますが難燃性の性質から、多少火の粉が飛んでも火事の心配が少ないです。
詳細はこちらの記事からも。
薪ストーブとアートギャッベとキリム【じゅうたんの役割】
・こたつ
これから年末年始に入りこたつでゆっくり過ごしたい方も多いのでは。
温まったギャッベの肌ざわりが、余計にこたつから離れがたくなるかもしれません。
関連記事はこちら
https://www.bd-n.net/artgabbeh20160915/
いかがでしたか?今年はなんだか寒さが厳しそうなのに加え、お家で過ごす時間もいつもより長くなるかもしれません。
お気に入りのギャッベとともに、寒~い冬を乗り切っていきましょう。
イベント情報はこちら