こんにちは。
お気に入りの文様(もんよう)を紹介します。
「生命の樹」と呼ばれるものの中でも、モチーフの明確な「糸杉」です。
こういう感じです。
葉っぱみたいなときもあります。
元になっている木が現地にありました。
!!とても大きいです。この木は樹齢で言うと100年以上とも?
ゆっくりゆっくりと、10m以上に成長した木です。
糸杉は「西洋ヒノキ」とも呼ばれます。イランだけでなく世界中に自生したり、公園に植樹されています。
写真は張れませんがゴッホの「糸杉と星の見える道」の絵は有名ですね。
ダ・ヴィンチの「受胎告知」という絵にも描かれます。
言い伝えでは、糸杉の木はその全長と同じ深さまで根を張ると言われています。
広陵とした沙漠の地に生える木は多くありません。
木の文様に織りこまれる意味としては、「健康」や「長寿」など。
植物に適さない大地で力強く伸びる木に、生命力を重ね合わせます。
不思議なもので、イラン ペルシャの人々も、先ほど挙げた画家たちも、そこに重ね合わせる意味としては似通ったもの。
言い伝えや伝承など以上に、木 自身が雄弁に語りかける力があるのかもしれません。
ソファの前に敷いても素敵。家族を思って選ぶのに、とっても素敵な文様ですね。
【アートギャッベの文様】糸杉
投稿日: 2020年1月17日