アートギャッベの織り子さんは自由すぎる♪

投稿日: 2020年3月11日

時折、ふと永遠に自由になりたいなぁー、なんて思うことがあります。
けど、永遠の自由を手に入れたとして何をしたいかと言われても・・・、あれこれありますが考えてしまいますね。
不自由があるからこそ、ほんのちょっとした自由に喜びがあって、自由だけだったら僕には物足りないかも、です。

さてさて、とりとめのないお話をしましたが、こちらのアートギャッベをご覧ください。


 

たんなる施工写真ではございません。アートギャッベに近づいてみますね。


 


もうちょい近づきます。


 

分かりますか?この赤いの。

ゴミです。

僕も最初のころはそう思って、きれい好きな僕(自称)はそのゴミを取ろうとしたら、全く取れない。
厄介なゴミだなぁと思って、目を近づけてみると、織ってあるウール糸ではないですか!別のギャッベにもありました。


 

アートギャッベには、たまーにこんなのがあるんです。不自然なところに別のウール糸が織り込まれているんですね。そこでどうしても気になって気になって、織り子さんに聞いてみたことがあるんです。

「このゴミ・・・、いや、この不自然に織り込まれているこの赤い糸ってなんですか?」と。
ちなみにイランはペルシャ語です。かくゆう僕はペルシャ語はあいさつ程度しかできませんが。

そうしたら、織り子さんからは驚きの一言が!
「これは意図して織り込んでるんです。ギャッベを織るにも何か月も掛かりますし、そのときに結婚とか出産とか嬉しいことがあったら、そのときの目印で織ってるんです。ある意味、ギャッベは日記替わりですね」と。

凄くないですか?あれっゴミかなと思ったあの1本の糸にそんな想いがあったなんて、素敵すぎます。と同時にホントにアートギャッベって織り子さんの好きなように、そして自由に織ってるんだなぁって思います。


 

日本製品で同じようなことをしたら、上司にめちゃくちゃ怒られそうですよね。
例えば家を建ててて、「今日僕の誕生日だから柱に印つけとこー」なんてことをしたら、上司はもちろん施主様からも大クレームです。

そう想うとアートギャッベって、つくづくいいなぁって思います。
もし、アートギャッベをお使いの方がいらっしゃったら、是非お持ちのギャッベを目を凝らしながら探してみてくださいね。
もしかしたら、予期せぬところに違う色の糸があるかもしれません。それは織り子さんにいいことがあったんですよ♪

決して、抜かないように。

 

 



<アートギャッベ展まもなく開催>

Pure Style (ピュアスタイル)
期間:3/ 14(土)〜3/ 22(日)
住所:滋賀県近江八幡市西生来1229-3
HP:http://www.purestyle.co.jp/

ARTREE(アートゥリー)
期間:3/ 14(土)〜3/ 22(日)
住所:富山県富山市西長江4-8-27
HP:http://artree-ishisaki.com/

CLASSICA(クラシカ)
期間:3/ 14(土)〜3/ 22(日)
住所:千葉県千葉市若葉区高品町250-1
HP:http://www.interior-classica.com/

 
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