アートギャッベお手入れ講座 掃除機編

投稿日: 2020年3月26日

こんにちは
お客様とお話をしていて、必ずと言っていいほど聞かれるのが「お手入れに」について。
そこで今日はまず第一弾として掃除機がけについてお話ししたいと思います。肌に触れるものだからこそ、常にキレイでありたいですよね。

掃除機がけはポイントは大きく分けて3つ。
Q1、毛にどのような向きで掃除機をかけたらいいんだろう
Q2、掃除機はなんでもOK?
Q3、掃除機をかけるときの姿勢・力量は?

 

Q1、毛にどのような向きで掃除機をかけたらいいんだろう

アートギャッベには毛の流れがあります。いわゆる毛並みと言われているものです。
毛並みがあるから、見る角度によってギャッベの色が深く見えたり明るく見えたりするんですね。

そして掃除機をかけるときは、その毛並みに沿って行ってください。このアートギャッベはどちらに向かって毛が流れているかお分かりでしょうか?


そうです。右から左です。掃除機も右から左へ動かしてください。ちなみにアートギャッベの場合はこのように毛並みがある(毛が寝ている)ので、奥深くまでゴミが入りづらいのです。逆らってゴシゴシやってしまうと、せっかく長持ちするじゅうたんの繊維を傷めることもあるのであまりオススメはしませんが、仮に逆らった場合は優しく毛並みを戻してあげてくださいね。
毛足のある表面ほどの頻度でなくてもいいですが、たまには裏側も掃除機がけしてあげると、より清潔感を保てます。

 

Q2、掃除機はなんでもOK?

最近の掃除機はスゴイ!どんどん機能は進化し、強力になってきています。
そこで注意事項です。
その強力すぎる掃除機が遊び毛のみならず必要な毛まで引きちぎってしまう事例が発生しています。
特に回転ブラシ(電動歯ブラシのような)機能がある掃除機は回転機能を切ってお使いください。

それとロボット掃除機をお使いの方も多いのでは。
昨今いろいろなメーカーさんが販売されているので一概には言えませんが、機種によっては微細なホコリを感知するセンサーが毛先に反応することがあり、常にギャッベの上をクルクルと回っていることがあるようです。もし、そのような状況でしたらタイマー設定しておくといいです。

 

Q3、掃除機をかけるときの姿勢・力量は?

以前の僕もそうでしたが、じゅうたんとかカーペットを掃除機掛けするときは、フローリングと違って腰を入れてゴシゴシやってしまうんです。こんな感じで。

これ、禁物です。場合によっては繊維を傷めてしまいますし、毛が乱れまくってしまいます。
アートギャッベの場合はパイル1本1本の目が詰まっていて、ホコリが中まで入りづらいのです。
ただ、その1本1本のパイルの集合体の上にホコリは乗っかりますので、表面を優しくなでるような感じで掃除機をかけていただければそれで大丈夫です。アートギャッベは通気性もいいですからね。以下の姿勢がオススメです。


特にこの左手のリラックス感がとてもいいです。あまり力強いと疲れてしまいますし、ウールも疲れてしまいます。

いかがでしたでしょうか?
せっかく長く使えるアートギャッベですので、良い状態でより長く使いたいですね。
掃除機がけは日々のことですので、ちょっとしたウールへの気遣いが長持ちの秘訣です。

 

そしていよいよウールラグ専門(ギャッベ、ハグみじゅうたん)のケア(クリーニング)ショップ・ラグケアがOPENです。詳しくはお近くのアートギャッベ取扱店にお問い合わせください。

 

 

 
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