私たちが日本の皆さんにアートギャッベを紹介し始めて20年以上。これまで多くのギャッベと出会い、そのギャッベを通じて多くのお客様とも出会ってきました。
20年30年と長く使えるアートギャッベだからこそ、「より良い状態で、より長く使いたい」それを実現したく、オープンに至りましたが本日はラグケアの特徴をご紹介します。
もちろん一般のギャッベ、羊毛段通やウールラグのクリーニングも行っているウール(羊毛)ラグ・絨毯専門のクリーニングショップです。
▼ ギャッベのクリーニングでお困りの方へ
ウールじゅうたん専門ケアショップ『ラグケア』
ギャッベをはじめウールラグ・ウール絨毯を長年販売してきたウールのプロが「素材にやさしいクリーニング」で「きがるに、きれいに」を実現します
ギャッベ専門クリーニング ショップがオープン!羊毛クリーニング・ウールラグクリーニングもお任せ下さい。
目次
• ウールラグクリーニング、羊毛ラグクリーニング「ラグケア」の誕生
• 「ラグケア」はギャッベ、ウールラグをどうように洗うの?乾燥は?
• ラグ・カーペットクリーニング 料金&メニュー
• 環境を考慮したクリーニング&ケア システム
ウールラグ クリーニング ショップ「ラグケア」の誕生
「ギャッベやウールラグは長く使えるものだからこそ、より良い状態で使っていただきたい」・・・、そのような想いをずっと持ち続けていました。ペルシャ絨毯ギャッベを日本に紹介して25年、そしてオリジナルのウールラグ「ハグみじゅうたん」を開発して10年以上の経験から上質なウールラグをよりよくお使いいただきたいとの思いでオープンしたウールラグ クリーニング&ケア専門ショップです。さて、なぜ「クリーニング」&「ケア」なのか。
もちろん私たちが行うことはじゅうたんを綺麗にすることですが、汚れたものを綺麗にするだけではなく、長く使えるものだからこそケアをするという感覚でクリーニング&ケアとしています。
ケアとは手入れとか配慮・心づかいという意味もあるそうですが、ギャッベを織る織り子さん、ウールラグを織る職人さんの想いも、それが長く使えることも、お客様も大好きな一枚であることも十分知っていますので、なるべくギャッベやウールラグにやさしい洗い方をしたいと思いました。そして大切に洗浄するだけでなく乾燥や仕上げのメンテナンスも同様に大切にしたいと。
25年前からアートギャッベを現地イランまで1年に3~4回選定に行き、そして全国のお客様にお届けし、自社でオリジナルウールラグを開発している私たちだからこそ、ウールの素材を熟知している自信があります。そのウール素材の特性を考え「細やかな埃の除去」、「やさしい洗い」と「丁寧な乾燥」を心がけています。
それが私たちが提供するじゅうたんクリーニング&ケア、「ラグケア」です。
▼早々にこちらでもご紹介いただいています!
ギャッベ・ウールラグ専門クリーニングで安心ケア
「ラグケア」はギャッベやウールラグをどのように洗うのか?乾燥は?
それではクリーニング&ケアの手順をご紹介させていただきます。ホコリ除去
まずは、家庭用の掃除機ではなかなか取りづらいホコリを除塵していきます。
ただし硬質プラスティック製の回転ブラシのヘッドの掃除機は使用しません。硬質プラスティックブラシを高速に回転させる掃除機ではウールラグの毛(パイル)を傷め、毛がちぎれ、遊び毛が増す可能性があるからです。ですので、ショッピングモールや空港内で化学繊維のカーペットやタイルカーペットの床のクリーニング使用している大きな回転ブラシの掃除機は使わず、私たちはウールの織り目に合せ一方向に回転するウール専用ブラシで綺麗にしていきます。
洗浄
次に洗剤を噴霧します。それを一定時間を置いて、ゆっくり毛になじませながら汚れを羊毛から浮き上がらせて分離していきます。その後は、洗いと濯ぎ。ここでも羊毛を傷めないように配慮しながら行っていきます。
ちなみに下の写真は、お客様のお宅で使用して5年が経過したギャッベを洗って出てきた洗浄後の水です。「リビングで使用して、子供が結構こぼしちゃた」とおっしゃっていました。
結構なお色です。食べかすや皮脂、汗も含んでるかもしれないですね。
乾燥
先ほどの洗ったギャッベやウールラグを乾燥室へ移動です。水分を含んでいるので、脱水をしてもまだ重たいのです。ご家庭ではラグの洗浄は敷物本体の重量に水分も加わるとさらに重さが増すためほぼ不可能です。
そして水分を吸ったラグを「丁寧に乾燥」するのがとても大切な工程です。先日お客様から「外で干さないんですか?」と聞かれましたが、私たち「ラグケア」は室内乾燥です。これはこだわりました。自然光にあたると「気持ちいいー」ってギャッベに思ってもらえるかもしれませんが、外に干すとせっかく洗ったのにホコリが付着するかもしれませんし、紫外線は染料の変色の要因にもなります。
そして一番は均等に乾燥させないと毛の強つき(ゴワつき)にもなります。水分を均等に取り除き、乾燥させることにより毛先が固まりにくく、柔らかい風合いになる乾燥工程にしています。これは羊さんの毛も人間の髪の毛も一緒です。
あとなるべく乾燥を均等にすることで絨毯全体の乾燥時間を短くすることによりウールの劣化を防ぎます。湿っている時間が長くなると傷みの元になりますし、フェルト化といって毛が固まり触った風合いがゴワゴワになってしまう可能性も否めません。
「ラグケア」では乾燥室で、温度管理、湿度管理をし、人工で風を作りながら乾かします。
「ラグケア」は乾燥を、大切な仕上げの工程として考えています。
ラグ・カーペットクリーニング 料金&メニュー
ここまでお伝えしてきた、ラグケアについてですが、気になるのはクリーニング&ケア代金はいくらくらい掛かるんだろう?だと思います。私たちのコンセプトは「気軽に、きれいに」。
長く使うものだからこそ、ときおりギャッベやウールラグをリフレッシュさせてあげたいのです。
「高価なギャッベやウールラグのクリーニング代金も高いのでは」とお思いの方も多いのではないでしょうか?一般のクリーニングに出すととても値段が高いイメージがあると思います。一般クリーニングチェーンでは衣類、布団のクリーニングがメインでラグなどの敷物のクリーニングは外注に出す場合も多く、化学繊維の敷物と同じようにウールラグやギャッベなどを洗ってしまうことも考えられます。
私たちは大切なギャッベ、羊毛段通、ウールラグ専門のクリーニング&ケアを少しでも手軽な価格で数年に一度クリーニング&ケアできる価格設定にしました。
<オススメメニュー参考価格例>
玄関サイズ(80×120cm)4,500円(税別)~
リビングサイズ(約150×200cm)13,500円(税別)~
オプションのシミとりは別途見積もりとなっています。他に掛かるとしたら送料です。アートギャッベは汚れにくいとはいうものの「気軽にちょっと洗いたい」という方にラグケアはオススメです。
中でもおすすめのオプションは除菌・抗菌ケアです。
除菌・抗菌ケアの特徴
臭い菌を繁殖させる三つの汚れには
・ペットのお粗相の汚れ・
・お子さんのお漏らしの汚れ
・嘔吐などの汚れ
ウールラグ除菌・抗菌ケアとは
除菌ケアとは 洗浄が終了後、「ラグケア」オリジナル除菌剤を噴霧して乾燥。ラグ表面のウィルスなどの菌を取り除く工程です。
抗菌ケアとは 除菌・乾燥後に、抗菌ルームにて抗菌ライトを8時間以上照射。ウイルスの不活性化が望める効果があります。
※抗菌ライトは殺菌灯とは違います。人体に有害な紫外線を発する殺菌灯とは異なり人体には影響がありませんので安心安全にご使用いただけます。【抗菌ライトメーカーHPより】
環境を考慮したクリーニング&ケア システム
最後になりますが、私たち 『ボーデコール』 グループのコンセプトは「健康」「環境」「造り」をコンセプトに2002年よりインテリア関連の商品の開発、輸入、ショップ運営を行っています。さて、先ほどの洗浄後の水。どこに行くのでしょうか?
もちろんそのへんにザーッて流してはいけません!絶対。
では、こちらの写真をご覧ください。よく分からないですよね。実はこれラグ洗浄時に出た水の循環器なんです。中は三層に分かれているのですが、洗浄時に出た羊毛などを分離し、残りの洗浄後の水や洗剤がこのタンクに自動的に入り、徐々に徐々に濾過されていきます。
そして最後には庭に撒けるくらいまで綺麗な状態になります。実際当社ではタンクが一定量になると店舗前の庭の草花に水がまかる循環型システムとなっています。「そこまでする必要あるの?」とも言われましたが、する必要があると考えています。
私たちにできることはすごく、すごく小さなことですが、未来の子どもたちのために自然を守ったりすることは大人としての役目かと。そんな思いから、排水のオリジナル循環器システムを設置しています。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
アートギャッベをイランまで選びに行き、全国の皆様に紹介しいている私たちだからこそできる、アートギャッベ&ウールラグへのやさしいケア。
「より良い状態で、より長く」のお手伝いができれば幸いです。
ラグケア
お問合せ 0250-47-3980
メール rugcare@lohas-rug.com
HP https://rugcare.lohas-rug.com/
追伸
実は弊社のグループ会社では、法人向けに自然素材ラグのレンタルサービスを行っています。そちらのメンテナンスにもこの「ラグケア」が利用されています。「レンタルでラグを楽しむ」これからの選択肢の一つになるかもしれません。是非ホームページをご覧ください。
自然素材ラグのレンタル(サブスクリプション)サービス「ロハスク」
▼ ウールじゅうたん専門ケアショップ『ラグケア』
ギャッベをはじめウールラグ・ウール絨毯を長年販売してきたウールのプロが「素材にやさしいクリーニング」で「きがるに、きれいに」を実現します